サイエンスな日々

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日本人も多くが保菌者といわれるある細菌。
そいつの仕業で・・・?
<ピロリ菌>感染で胃がんのリスク5~10倍に

ヘリコバクター・ピロリという細菌は以前から胃の病変には関係が深いと言われていましたが、大規模疫学調査で胃がんとの関係もはっきりしたようです。
細菌の一種の「ヘリコバクター・ピロリ」に感染すると胃がんになる率が5~10倍高まることが、厚生労働省研究班(担当研究者=笹月静・国立がんセンターがん予防・検診研究センター室長)の大規模追跡調査で分かりました。しかし、除菌しても胃がんを防げるかどうかは不明らしく、研究班は「予防には、禁煙や食事の減塩、胃がん検診の受診を勧める」としているようです。

胃潰瘍などの病変がある場合、ピロリ感染も陽性である場合が多いのです。そこで除菌するわけですがお医者さんに行くとピロリ除菌用の薬セットを処方してくれます。
以下の3種セットが保険適応になっています。
・アモキシシリン:ペニシリン系抗生物質
・クラリスロマイシン:マクロライド系抗生物質
・ランソプラゾールまたはオメプラゾール:プロトンポンプインヒビターという胃酸分泌抑制剤

除菌に成功すれば胃潰瘍や十二指腸潰瘍も良くなることもありますが治らないこともあります。これが本当にピロリが胃潰瘍などの根本原因になっているのかという議論の元でもあるのですが・・・
それでも原因が何であれ胃がんと関連があるかもしれないというのがわかったのは喜ばしいことだと思います。ピロリを除菌さえすれば胃がんにもならない、というインスタント思考に陥ることは避けなければなりませんが。
これからの研究の方向としては、ではピロリが増える体質あるいは環境はいったいなんなのかというところに焦点が向けられるのかなと思います。
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ピロリ菌と胃ガンの関係の最新レポート。ピロリ菌感染 高率で胃がんに ------------------------------------------------------------ 細菌の一種の「ヘリコバクター・ピロリ」に感染すると、胃がんになる率が5~10倍 高まることが、厚生労働省研究班(担当研究者=笹月静
2006/09/06(水) 04:29:52 | ピロリドクター : ピロリ菌による胃痛でお悩みの方のための除菌・駆除・抑制のための情報サイト
昨今、胃潰瘍や胃ガンの原因のひとつとして、ヘリコバクター・ピロリ菌への感染が有力視されているのはご存知の方も多いと思います。この件に関して、厚生労働省研究班が興味深い研究結果を発表しています。
2006/09/07(木) 21:33:23 | Honey Days
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